ドラマ「御上先生」では官僚かつ先生の役を演じていた松坂桃李さん。
松坂さんは、どこの大学に通っていたのでしょうか？
どんな大学生だったか、そしてどうして中退されたかを
調べました。
松坂桃李の通っていた大学
松坂桃李さんが通っていた大学は 産業能率大学（さんぎょうのうりつだいがく） です。この大学は経営や情報マネジメントに強い私立大学として知られており、将来ビジネス分野に進みたい学生に人気があります。
ただ、松坂さん自身は学生時代、「将来の夢やなりたいものが特になかった」と語っています。高校生の時に「これになりたい！」と進路を選ぶことはなかなか難しいことですよね。とても共感するところがあります。そして大学に入ったはいいものの、進む道に迷う人も多いはずです。そんな迷える若者の一人であった松坂さんは、あるきっかけを通じて俳優という道に足を踏み入れることになります。
松坂桃李の大学生活は「普通」だった
松坂桃李さんの大学生活は、まさに「普通の大学生」だったようです。
高校を卒業して、自由な気持ちになって、バイトやサークル活動、友人との時間を楽しんでいたのですね。
インタビューで「自分の大学には新聞部のような真面目な人は少なくて、『学生生活を楽しもうぜ！』みたいなノリの人が多かった」と振り返っています。私も学生時代に似たような雰囲気を感じたことがあり、とてもリアルな証言だなと感じました。
また、彼は大学時代に数多くのアルバイトも経験しています。とはいえ、イケメンを生かしての派手目のバイトではなかったようです。
大戸屋のキッチン、コンビニの夜勤、青果コーナーなど、地に足のついた生活をしていたことがうかがえます。実はこのバイト経験が、後に俳優としてのコミュニケーション能力や社会性に活きたと語っていました。
特に印象的だったのは、「仕事を通じて“話す力”の重要性を痛感した」とのこと。
高校という比較的狭い社会から大学生になってバイトを始めるようになると、いつも一緒で何となく通じ合っている友人同士とは違う人間関係ができてきますね。
言葉遣いも変わってきます。自分の考えを伝える、ということをバイト経験で鍛えられたようです。私も社会に出てから「話せること＝武器」だと痛感しているので、松坂さんのこの言葉には強く共感しました。
松坂桃李の通っていた大学は産能大学
●大学名：産業能率大学（さんぎょうのうりつだいがく）
産能大学、といわれることが多いですね。
松坂桃李さんが通っていたのは「産業能率大学 経営学部」で、自由が丘キャンパスに在籍していたと推測されます。なぜなら、経営学部は1・2年次が自由が丘キャンパス、3・4年次が湘南キャンパスというシステムのためです。彼が大学2年生で芸能界デビューしていることから、自由が丘キャンパスに通っていたと考えるのが自然です。
●自由が丘キャンパスの特徴
自由が丘といえば、おしゃれなカフェやショップが並ぶ人気エリア。学生にとっては落ち着いた雰囲気の中で都会的な刺激も味わえる環境です。私も行ったことがありますが、街並みも綺麗で、とても学びやすそうな場所でした。大学生活を楽しめそうです。
同学部・同キャンパスを選ぶ人のコメント（みんなの大学情報より抜粋）
• 「自由が丘キャンパスはアクセスがよく、カフェやおしゃれな施設も多く、モチベーションが上がる。」
• 「産業能率大学はグループワークや発表型の授業が多く、社会に出てから役立つ力が身についた。」
松坂さんも、後に多くの現場で「コミュニケーション力」「現場での柔軟な対応力」が評価されていますが、こういった教育スタイルがその素地になったのかもしれません。
産能大学の偏差値・倍率・同偏差値帯の大学はこんな感じです。
●産業能率大学の偏差値（2025年度）
• 経営学部：偏差値45.0〜50.0前後
（みんなの大学情報・パスナビ等より）
この偏差値帯は、以下のような大学が並びます：
• 帝京大学 経済学部
• 東京経済大学 経営学部
• 神奈川大学 経営学部
勉学だけでなく、ラグビーや駅伝など、スポーツが強い大学がそろっていますね。
経済・経営を学ぶことは卒業して社会人となったときに、すぐに役立ちそうです。
現実を見据えたリアルな選択肢に思えます。
最新の受験倍率はどのくらいでしょうか？（2024～2025年目安）
公式サイトでは詳細ページが見つからなかったものの、過去の例や進学情報サイトによると、
• 経営学部の一般入試の倍率は1.5倍前後
• 総合型・推薦入試の倍率は1.1～1.3倍
とされています。決して高すぎず、かつ油断できない“ちょうど良い勝負”の倍率です。
2024年度は600名ほどの入学者がいました。
今年も多くの「桃李さんの後輩」が生まれますね。
松坂桃李さんが演じた「大学生役」の作品は？
松坂さんが大学生役を演じた代表作もあります。
• 映画『僕たちは世界を変えることができない。』（2011年）
→ 松坂さんが大学生としてカンボジアに学校を建てるボランティアに参加する役。実際に海外ロケも行われており、本人も「この作品を通じて世界の広さを感じた」と語っています。
この作品には大学生らしい悩み、友情、社会との接点が詰まっていて、私自身、観た当時とても共感しました。演じている彼の姿からも、俳優としてだけでなく、一人の若者としてのリアリティが伝わってきます。
松坂桃李が大学中退したのはなぜ？
松坂桃李さんが大学を中退した理由は、ズバリ「俳優業への本格的な転向」のためです。大学2年生のとき、友人たちに後押しされて応募した『FINEBOYS』のモデルオーディションでグランプリを獲得。その後、芸能事務所に紹介され、『侍戦隊シンケンジャー』の主役に抜擢されるという快進撃が始まります。
最初は仕事と大学を両立しようとしたそうですが、戦隊シリーズの撮影は朝から晩までの長丁場で、結果的に「休学」→「中退」となったそうです。この決断にはご両親の反対もあったようで、「父親がこれまで見たことないほど激怒した」とのエピソードも語っています。
おとうさんは教育者なので、大学をドロップアウトすることには抵抗があったのかもしれません。
でも子が真剣に将来をかけたい仕事を見つけたら・・・許さざるを得ない気持ちになるのでしょう。
夢を追うことの裏には「人間ドラマ」があります。好きなことを選ぶには、家族の理解や自分自身の覚悟が必要であり、松坂さんはそれを乗り越えたのだと感じました。
その後、松坂さんは「芝居の世界でやっていく」と決意し、以降は俳優としてキャリアを積み重ねていきます。彼の原点ともいえるこの大学時代の選択が、現在の成功へとつながっているのです。
まとめ：夢を追う覚悟が未来を切り拓く
松坂桃李さんの大学生活と中退には、多くの人が共感できる「迷い」と「決断」が詰まっていました。私自身も、「このままでいいのか」と自問することがありますが、松坂さんのように一歩踏み出すことで、新たな道が開けるかもしれないと勇気づけられました。
また、大学中退＝ネガティブというイメージも根強いですが、彼のようにそれを“転機”にできれば、それも一つの正解なんだと思います。人生に正解はありませんが、自分の選んだ道を正解にする姿勢が大切だと、今回改めて感じました。
松坂桃李さんの大学までの学歴はこちらから。
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