最近多くのテレビドラマや劇場用映画で、ひと際濃い役柄で爪跡を残している一ノ瀬ワタルさん。
隆々とした筋肉の上に脂肪が覆いかぶさったプロレスラーのような厳つい体躯で、堅気でない強面の役から人に尽くす優しい役などを個性的な外見で演じ分けています。
この方もしや格闘技の方??と思われた方も多いのではないでしょうか?
2025年4月1日より放送が開始された、TBS系火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』で主演の多部未華子さんと夫婦役で共演するなど益々メディアの露出が増えている一ノ瀬ワタルさんの結婚の有無や学歴に迫っていきましょう。
一ノ瀬ワタルの学歴は?
2025年4月5日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演した際に、一ノ瀬ワタルさんは幼少期から柔道に励み、柔道の特待生として高校に進学したと話しています。
やはりリアルに格闘技をされていたのですね! あの体格は本物でした。
どちらの高校に通っていたかは不明です。
高校1年生の時に「K-1に憧れているので、キックボクサーになりたい。」と顧問の先生に話し、新日本プロレスに入れたいと思っていた先生と袂を分かつように、キックボクサーの夢をかなえるために高校を中退して上京しました。
以上のことから一ノ瀬ワタルさんの最終学歴は中卒です。
15歳ぐらいで将来やりたいことが決まり、それに向かって進んでいくというのは
幸せなことではないかと思います。
一ノ瀬ワタルはどんな人?気になるプロフィールは?
一ノ瀬ワタルさんは1985年7月30日生まれで佐賀県嬉野市塩田町出身です。
先述のとおり上京して格闘家を目指し、沖縄やタイでの修行を経てリングの上に立つも負傷したことや、対戦相手に対して非情になりきれない優しさなどから格闘家の道を断念しています。
悔しく悲しかったことでしょう・・・
帰国後にジム館長の紹介で三池崇史監督と知り合い、映画『クローズZERO II』に出演、俳優業に興味を抱きました。
運命の出会い、的なものを感じますよね。
近年は『ヴィレッジ(2023年公開)』や連続テレビ小説『おむすび』、力士役で初主演作のNetflixオリジナルシリーズ『サンクチュアリ -聖域- 』が世界50以上の国と地域で「今日のシリーズTOP10」入りするなど大人気。世界中で日本の力士、として見られるという大きな役でした。
今後も更なる躍進が期待されます。
格闘技の修行で養った努力と根性、がきっと俳優業にも役立ってるに違いありません。
一ノ瀬ワタルは結婚しているのか?気になる家族構成は?
さて、そんな一ノ瀬ワタルさんはどんなご家族のもとで育ったのでしょうか。
一ノ瀬ワタルさんは幼児期に父親を亡くし、母子家庭で兄と姉との三人きょうだいで育ちました。
佐賀県から上京する際には空港で姉に見送ってもらったり、現在も電話で連絡を取り合うなど姉弟関係は良好の様です。
兄と姉がいる末っ子として、かわいがられて育ったのかなと思わされますね。
2023年12月12日放送のフジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』に出演した際には、「結婚(願望)は、波がある。結婚したい時期、そうでもない時期がある」と恋愛願望は強いが、結婚願望はそこまで強くないと語っています。
2025年4月現在も独身であると思われますので、今のところは結婚願望の波は低いのかもしれませんね。
ドラマ「対岸の家事」ではかわいい奥さんとかわいい子供と一緒に暮らしている優しそうなだんなさん、お父さんの役がはまっています。特にまだ小さい娘さんにでれでれのパパの役なのが、
いつかリアルになるのかも、と思わせるものがありますね。
一ノ瀬ワタルの筋肉はどれ程すごいのか?
幼少期から柔道に励み、10代〜20代前半は格闘家を目指した一ノ瀬ワタルさんの筋肉は相当量あります。
先述の初主演ドラマでは力士を演じるためにオーディション当時、88㎏しかなかった体重を、本物の相撲取りに劣らない量のちゃんこ鍋を食べたりなどで133㎏に増量したとのことです。
体重って減らすのはもちろん大変ですが、増やすことも本当に大変だと思います。
増やそうと思わないときには増えてしまうものですが。
50㎏も増やすにはやはりきちんとしたメソッドが必要。身体作りをサポートしたパーソナルジムのSTUDIO BAZOOKAによると、限られた期間内で鍛えこまれた身体の力士役を演じるための身体づくりは、想像を絶する運動、栄養、休養の管理となったそうです。
ある程度の時間をかけて作り上げられた力士のからだは単に「大きい」「太っている」というものとは全く違い、ものすごい筋肉量や瞬発力を持つアスリートです。
シゴトとはいえ、役者さんて本当に大変です。
一度増やしたものをまた減らすのも大変なことだったことでしょう。
もしも今後、例えばボクサーの役を演じるようなオファーがあった際には、あの鈴木亮平さんにも劣らない厳しい減量に耐えて引き締まった身体に絞るというようなことも可能かもしれません。
今後どんな役を演じていかれるかも注目ですね。
これからの一ノ瀬ワタルの活躍はどうなる?
少年時代からの夢は破れたものの、格闘家時代の厳しい修行や、俳優としての過酷な役作りで培われてきた強靭な精神力で、きっと専門用語を使うような役や表現の難しい癖のある役にも挑戦していくのではないかと思いますし、いろいろな役を演じるワタルさんを私たちもみていきたいですね。
大きい体躯に加えてもう1つのトレードマークである肩までかかる長い髪の毛を切り、年齢を重ねていけば晩年の石原裕次郎さんのように、年相応の恰幅の良い頼れる上司や政治家などを演じる時が来るかもしれません。
そしてもう一つの魅力が、あの笑顔です。大きな体にやさしい笑顔は、厳しい表情とのギャップがあって魅せられますよね。
故郷の佐賀県にいる母と兄姉の存在が人間として生きる糧となり、俳優業の根底にあるのは家族に届けたいという強い思いがあるのでしょう。
今まで見たことのない、新たな一ノ瀬ワタルをみられる日はそう遠くないと思います。
これからも応援していきましょう。
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